敵は海賊・A級の敵

敵は海賊・A級の敵 (ハヤカワ文庫JA)

敵は海賊・A級の敵 (ハヤカワ文庫JA)


読む前から思っていたが、やっぱり神林長平のとくに「敵は海賊」シリーズは僕の肌に合わない。「戦闘妖精雪風」は結構楽しめたのに、「敵は海賊」は文章自体を追うのが半分苦痛に感じるくらい肌に合わない。


いや、元はといえば「敵は海賊海賊版」がそこそこ面白かったから、こうしてシリーズで読み続けたわけだけど、今回は三回くらいくじけそうになった。
もう止めよう。


なんだろーな。
まず本筋から脱線していく文章が肌に合わない、人名の付け方も以前「マルドゥクスクランブル」を読んだときに感じたように、なんか気恥ずかしい感じがする。


というか、ラック・ジュビリーの名前の解説で一回くじけそうになった。
パチュリー・ノーレッジか。お前は。