太閤立志伝5 ルソン→九鬼→柳生石舟斎

一気通貫でおすすめプレイ5人をコンプリートした。こんなに一本のゲームを続けて遊んだのは何年ぶりだろう。すくなくとも大学生以来なことは間違いない。下手すると、中高生いらいかもしれない。買ってから、会社から帰った後は毎日エンドレスにゲームにかじりつくなんて。ありえなかったのに。現状、プレイ時間70時間超。

一通りやって振り返ると、一番面白いのは「商人」で、ついで「浪人」。あとが「武将」で、「忍者」と「海賊」が大幅に遅れて続く感じだ。武将と忍者は、大名や首領をやってないので、ひょっとすると、そこに何か隠し要素があるかもしれないんだが、もう一回やるのは重たい。

その順番な理由。このゲームは作業もそれなりに面白いのだが、それでも「作業は作業」。武士や忍者、海賊はこの作業を上司から押しつけられる時間があまりに長い。武士や忍者が組織にがんじがらめになるのはともかく、海賊はもう少し自由度が欲しかった。他の職業と違って同僚に女海賊がいたので少し期待したのだが、どうやら女海賊と結婚できないみたいだし、海外航路を切り開くというシナリオも商人のオマケな感じが強い。

商人は比較的はやく独立して店主になれるうえ、店主になったあとは大量の金銭を使い放題で、好きなことができるのが良かった。このゲームは大量の人間を管理するのが面倒なゲームなんだが、店はどんなにがんばっても15店までしか増えないので、管理しやすかったし。

もう一個は、職業ごとに動ける範囲というか、世界が違うのだが、武士と忍者と海賊がだいたい同じ土俵の上で動いているのに対して、商人と武芸者は実に自由だし、商人の場合は海外拠点への渡航や、各都市への投資による町の発展、武芸者は他の職業からすると嘘くさい秘技が次々と登場し、強い奴の上にはさらに強い奴がいるという漫画チックな展開がすばらしい。

あと、織田家の歴史イベントにそった勢力拡張がどんな場合も必ず起こるので、それに比較的影響されずにゲームを進められるのが良かったのだと思う。まあ、途中から起こらなくなるんだけど。5回やって、三方原の合戦・天目山の戦いは1回しか起きなかったし、本能寺は結局起きなかった。

次は、本能寺シナリオで、秀吉でやってみるか、同じあたりで伊達政宗で大名をやってみるかなあ。商人も当主になったら意外と楽だったし、大名は国主より管理が楽かもしれない。

まあ、当分やらないが。