今期はやはり『相棒シーズン7』じゃないか

正直シナリオ書きながら見てたんで、あまり記憶が鮮明じゃありません。そもそも、ムギちゃんもりっちゃんもでない『けいおん!!』など見てどうするのか。まあ、普段見たからどうだってことはないわけですけど。

1期の風邪の回からあった天才なのは遺伝というか、姉妹揃ってなんだよという話と、みんな思ってるよりまじめに練習してるんだよという話と。だいたい今週はそんな感じでした。

この『みんな居なくなった後で梓はどうするのか』と言う話はいつまで続くんだろう。

今回みたいな感じで『らき☆すた』みたいに梓の交遊関係を深めていって、大学生組と高校生組に分かれて継続するか、『究極超人あ〜る』(古いな)みたいにOBが何ごともなかったように高校の部活に顔出すかどっちかではなかろうか。

あとはあれだ。あの終わり方だ。……なんのネタだったか忘れた。


高校三年になって、たった一人の軽音部員になった梓。
日ごろはフォーク研の手伝いをしながら、それなりに満足して静かな春を迎えている。毎日通っていた軽音部の部室からも徐々に足が遠のいて、ティーセットに埃がつもりはじめている。

そして、桜が散り終えるころ。今日も放課後の鐘がなり、梓がフォーク研の部室に向かおうとした時、廊下の向こうから騒がしい二人組の新入生が歩いて来る。

「聞いただろ、軽音部は廃部寸前だって。私は文芸部に入るんだ」
「なんだよ。あの日誓った二人の夢を忘れたのか!」
「……なんの話だ」
「去年の桜高祭の演奏聞いて、桜高入ったら絶対軽音部に入るって約束しただろ! あの日の感動は嘘じゃないだろ!」
「……じゃ、じゃあ、見るだけだぞ」

梓の横を通り過ぎていく二人組。
しばらく呆然とする梓。何か決意したように顔を上げて、足早に部室へ向かう。
軽音楽部の部室へと。


時は流れて学園祭。ボーカルで「ふわふわ時間」を歌う梓。
手拍子をする憂、緞帳の後ろのさわ子、梓の回想。


じゃかじゃん! と梓の演奏が終わって、歓声が退いていくタイミングで武道館公演へ視点は移る。超満員の客席、逆光の下で後ろ姿だけしか見えないバンドメンバー。
「では弾いていただきましょう、曲はオリコンランキング1位のっ!」

と、アナウンサーの絶叫で閉め。静かに暗転していくなか、音楽が流れる。


じゃかじゃかじゃんじゃんじゃんじゃじゃんじゃん、じゃかじゃかじゃんじゃんじゃんじゃじゃんじゃん。


エンディングスタッフロールへ続く……

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