お祖母ちゃんの話と、キュアサンシャイン

どっちかというと、つぼみはずっと園芸部に行ってなかったのかと思ってましたが、たった一日でした。

太陽の人の予告が本編。あとはお祖母ちゃんの話。女児向きかどうかは置いておいて、けっこういい話だと思うんだぜ。

世界は美しくなんてない。努力が直ぐに報われるとは限らない。自分が心の底から好きなこと、やりたいことに対して、最初から才能があることはすごくすくない。えりかは裁縫の才能があるし、つぼみは緑の手を持っているけれど、全ての人がそうじゃない。

サブキャラでも、サッカー少女も、カンフー少年も、写真部少女も、漫画番長も、ももねえも、来海家両親も、花咲家両親も、いや、カンフーはちょっと微妙だったけど、基本的にみんな『やりたいこと』に見合った才能を持っていたわけですが、実際「やりたこと」と「やれること」が一致している中学生なんてそうそう居るはずもなく、実際は「漫画描きたい」とか思ったら、もっと苦労するわけですよ。児童向けアニメとしてその食い違いと、それでも努力を続けることの大切さと、それが結果に結びつくんだと、ちゃんと描いた今回は意外と大事な話だと思うわけですよ。

お祖母ちゃんは二つのことをいいます。
ひとつは、短期間で努力が報われなくても、落ち込まないこと。気長にいること。世界は中二病患者の全能感でなんでもこなせるほど簡単なものではないけれど、たゆまず進歩すれば、やがて芽が出るはず。もうひとつは、才能がないからといって自分を卑下しないこと。才能なんてなくても、何も実現できないわけじゃない。まとめると、ハートピカピカ、磨いていけば、暗闇も照らしてくれる光になる。うつむかないで、笑顔がいいね。太陽へ向かい咲いてる心の花。つまり、まあそんな感じ。

でも、この人部長としては段取りが悪すぎて今ひとつだと思った。人望はあるんだよな。一生懸命だし。モチベーターとしては一流、なのか。

でも、結局全部予告が持って行った感じ。