魔法遣いに大切なこと 太陽と風の坂道1


以前に読んだ上下冊は面白かったなあ、とか思いつつ古本屋を放浪していたら、
シリーズものになっていたので、読んでみたり。


長崎を舞台にして魔法をほとんど使わない、学園ものマンガ。
以前のアニメのコミックス版とは、背景設定だけが共通のオリジナルの話です。
前回のは元がアニメだったからか、魔法のからむ派手なエピソードが続くのですが、
今作では主人公の「魔法をうまく使えたことがない」という設定のため、
ほとんど魔法を使うシーンがなく、その分中学生日記的でなかなか面白いです。
明らかに主人公が惚れるであろう不良学生が、頑なな姿勢を崩さないのがいい。