ふたつのスピカ1
- 出版社/メーカー: キングレコード
- 発売日: 2005/02/02
- メディア: DVD
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公孫樹の葉が舞うオープニングのできがイイ!
原作がちゃんとあること、を活かしてて感涙。
図書館の宇宙から見た地球の写真集や、マリカのダンスなんて、
後の方の話、原作がなかったら、オープニングに入れないだろうし。
そもそも公孫樹だって入れないでしょう。
写真集に挟まってる花はコスモスなわけだし。
ああ、オープニングだけですでに満足しました。
本編でも、コミック版ではあとで追加された話や、
読みきりに書かれたエピソードをいくつか結合していて、
うまく料理されてると思います。
秋の父親とのシーンや、かさねとの思い出のシーンとか、
二話の「星を見ていました」という科白がそうですね。
府中野たちの部屋番号が2960になっているのはなぜ?
3776の星がなかった……わけないしなあ。まさか。
キャラデザインはポアロ&マープルの人かな?
元の絵が線の多い絵だから、線を閉じるとこんな感じなのかもしれませんが、
アニメアニメしてるので、ちょっと違和感あります。
圭が最初からコンタクト化したのはなんでだろう?
目が悪いと宇宙飛行士になれないなら、府中野だってそうだろうに。
まあ確かに目が悪いと写真家になるのはつらいのか? 眼鏡の写真家は大勢いるしなあ。
圭がマリカに「せっかくコンタクトにしてきたのに」って言われるシーンは、
結構好きなんだけどなあ。
府中野って、ずっとマンガ読みながら「ふちゅうの」って読んでいた。
あのもっさりとしたデザインは「ふちゅうの」だと思うんだけどなー。
と思って見返してみたら、たしかに一冊目に「ふちゅうや」って書いてあるし。
ステルヴィアの導入編を見た後で見ると、圭とアリサって同じキャラだな。
二人とも無口で人見知りする主人公を代弁する赤茶色の髪をした活動的な友人だけど、
実は主人公の方が優秀だったりするんだ。
違いはステルヴィアには府中野とマリカがいないことだけだと思う。
ステルヴィアの評判が悪くなければ、平行して見比べようかとも思うけども、
そんなにステルヴィアの後半は、展開がアレなんだろうか。
オープニング曲がどっかで聞いたメロディーなのに思い出せず。愛の言霊?
エンディングは予想以上。だがナイス。
ただ、十代のときの鈴成先生の趣味としてはどうかと思う。
若さが足りない。
一番、アニメ見ていて混乱するのがアスミの故郷「唯ヶ浜」の設定。
……内之浦じゃないのか?
確かに原作でも冬場に雪が積もるほど振っているし、
アスミはちゃんとマフラーしてるしなあ。
鹿児島じゃないのか、あれは。
ライオンさんのイラストとか明らかに江ノ電だし、
いわれてみれば一冊目の「唯が浜」の駅って江ノ電っぽい。
「由比ヶ浜」じゃないと思ったんだけどなあ。
そうすると、どっから獅子号を打ち上げたんだ?
由比ヶ浜より西側で海沿いに空き地なんてないし、
2010年までに厚木基地を米軍に返してもらって、
ロケット打ち上げ基地を新しく作ったのか?
……そりゃないか、富士の自衛隊演習場を掘り返したのかな?
一歩間違えば、東京のど真ん中に獅子号が墜落してたわけになるんだが。
以上、ぐだぐだと雑感でした。