今年発売のゲーム

ワンダと巨像

ワンダと巨像


で、現時点で今年発売されたゲームのなかで最高峰はワンダでしょう。
やー、ICOの方が好きな人多いのは分かるんですが、巨像がぬっとでてきて、重量感もって動きまわって、ずどんと倒れる、そういった感触が残るゲームってほどんどなかったわけで、とくにRPGだと平板な役者のしょうもない台詞だけでゲームが進んだりしてたんで、この満足感は当分ないんじゃないかと思います。


同時に、PS2のハード的な限界を見せられたゲームでもありました。
遠景までとぎれることなく見える背景は、たしかに綺麗だと思うんですが、やっぱり愛馬アグロの鬣とか、巨像の顔のアップとか、少女の服の裾の堅そうな感じを見るとそろそろ限界なんじゃないかな、と。
思えば、ICOからすでに四年経っているわけで、その間ハードの性能はまったく上がっていないわけです。


そろそろ、次世代ハードに移行すべきなのかなあ。
僕ですらそう思うゲームでありました。
・・・・・・その後やってる「シャドウ・ザ・ヘッジホッグ」だと、「別にこれだったらDCでも作れたんじゃないかな?」と思うので、ハードの限界を感じさせるゲーム、ってだけで遊ぶ甲斐はあるんじゃないかな。