アトモスフィア1

アトモスフィア〈1〉 (ハヤカワSFシリーズ・Jコレクション)

アトモスフィア〈1〉 (ハヤカワSFシリーズ・Jコレクション)

以前「トリポッド」の挿絵で見て以来、西島大介のマンガは何度か本屋で立ち読みして心惹かれてたんだけど、一冊千円は高いと思ってたら、ブックオフで売っていたの「アトモスフィア1」と「凹村戦争」をまとめ買い。

冒頭で主人公(名前はまだない)が、ニンテンドーDSで遊んでるのが現代のマンガ、って感じがする。このところ、90年代のことばかり考えてたからだろーか。「ブレイブストーリー」の世界にあるゲーム機の説明があんまりないからか。

立ち読みしてた時から思ってたけど、地の文章がすごくいい。「あはははは」とか「馬鹿だ。馬鹿すぎる」「ふざけんな、とは言わなかった」「あたしはあたしのことをあらかじめ赦しているのだ」。……いや、絵と会わせるといいのか。

丸っこい絵柄なのに、すぐ血まみれになるホラー。
「2」に続くらしいので、長々しく感想を書くのはちょっと様子見。