エルフェンリート 6th Note

エルフェンリート 6th Note [DVD]

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十一話 錯綜

斎藤だ! 眼鏡がなくて原作より3割り増しで可愛い!
……ちょっと外見が若すぎる感じがするけど、三つ編みのせいか女子大生くらいに見える。マリコの相手を五年もやってたんだから、大学でてすぐ始めたとしても二十代後半、助手と同じで院卒だと三十代に入りかけだと思ってた。
そして、原作よりも即死度が高い。原作だと、腰か腹あたりで両断された感じだったので、まあ意識くらいはあるかな、と思ったんですが、これだと胸のあたりで両断されてませんか? 出番6分弱。合掌。

マリコとの対決から、江ノ島大橋のシーンまで、白河さんの横顔のりりしさが目立つ。口紅をしっかりひいた横顔。一方、荒川さんはすっかりギャグ要員として顔出し。裸助手まではいかないで終わりそうだ。以上、二十代半ば以降の女性たちでした。……でも、なぜ室長の不在を不安がりながらも、白河さんが作戦総指揮に打って出てるのかよくわからず。アニメだと局長との爛れた関係がでてこないからか、単に終盤にクライマックスを作るためにでてきてるように見えてしまう。

そして、ひさしぶりに見た鎌倉の風景にうっとりする。いいなあ。この海岸線のアクセントをうまく使った演出。楓荘? ああ、楓荘は別にいいです。ナナが少年マンガの主人公っぽいくらいで、あとはにゅうの子ども時代の素直さと賢さに慣れたせいか、大人になったにゅうに露骨な萌え電波系の振る舞いをされると、なんか以前は感じなかった違和感を感じるようになっただけです。

眼鏡を反射させた蔵間って、なんか2K兄さんみたいだな、と思ったのは内緒です。というか、蔵間、白河、荒川、坂東、磯部と研究所関係者の人間はやたらと眼鏡が多いアニメだな。斎藤が眼鏡でなくなった理由がなんとなくわかった。

十二話 泥濘

うわあ、絵がひどい。動きも止め絵もひどい。背景は前から書かれてたからか、そこそこ見られるし、回想シーンもまだ見れるけど、他の絵はひどいっす。ずっと作画が良好だったのに、最終話の一個前で、これはかわいそうだ。斎藤とマリコ登場編で全力を使い果たしたのか。

コウタの記憶が戻って回想、全部の過去がようやく繋がる。1〜2話あたりでのユカの回想、8〜9話でのルーシー回想編でのいろいろがようやく繋がる……んだけど、やっぱり絵が悪いなあ。江ノ電の中のトモエの最期は重要な場面で、結構前から伏線がここまでひっぱられたのに、これはちょっと残念っす。

白河さんの最期。これはマンガ版の無茶な対決姿勢が見たかったので、ちょっとかなり残念。マンガ読んでたときは、組織内での偉さからいって白河さん32歳(享年)、斎籐さん28歳(享年)、荒川さん26歳、如月さん24歳(享年)くらいだと思ってたけど、アニメの白河さんは蔵間の過去話も知らないし、27〜8歳くらいに見える。若いよなあ。