漂流教室

漂流教室 (1) (小学館文庫)

漂流教室 (1) (小学館文庫)

映像化されたやつは見たことあったし、細切れでは読んだことあったんだけど、初めて通してよんだ。いちばん驚いたのは、最終巻のあと30頁くらいのところまで来たところで主人公が叫ぶ「僕たちはこれまで狭い範囲で判断していたんじゃないのか!」だった。これ、恥ずかしながらずっと炎尾燃がオリジナルだと思ってた。そして、そのあと続く衝撃のエンディング。というか、それまで延々と4パターンくらい終わらせられそうな所で終わらせないで引っ張ってきたのはなんだったんだ。
とりあえず、なんでもかんでも砂になってるのが怖い。他はそうでもない。展開してる間中、なんかだんだん漂流した未来が近未来になってきている気がする。