碧水惑星年代記
- 作者: 大石まさる
- 出版社/メーカー: 少年画報社
- 発売日: 2008/03/29
- メディア: コミック
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「続」「環」「翠」ときて「碧」。水惑星年代記五冊目。次はなんだろう?「緋」REDとかかな。
「どってん☆」
主要エピソード補完編。独立した話が多いこの短編集では、おそらく唯一のいつものエピソードに直接繋がる短編。この妹の方がキアランとくっついて、フィオナ=ブラック教授の母親になるわけか。姉妹が争って珍しく姉が勝ったような気もするが、そういえば「みずいろ」は姉勝ちの話だったなあ。妹が勝つのは「ピント」くらいか。
と思って見返したら読み違えていた。キアランの嫁は雪国で出会ったんだし、名前が違う。そういう風にはリンクしていないのか。
「凪と波」
星間移民系。最初の「水惑星年代記」に乗っていた餌係の話に掛かる?。こんな話が管浩江の「そばかすのフィギュア」にもあったなあ。ハッピーエンドで落とすのが大石まさるだけど。最後に、卵子が一つだと結局ナギから先に子孫が広がっていかないんじゃないか?。というのが引っかかった。蛍の名は、チグリスとユーフラテス。
「ホシテルムシ」
独立した短編?。いつもの、おねーさんと少年の話。
「更新行進曲」
童話?。路面電車と絵描きの女の子のバリエーション?
「正しい地図」
もっと珍しくおじさんが主役の話。じいさんと少年はよくでてくるが、この年代のおじさんが主役なのは珍しい。