あいこら 1〜7
- 作者: 井上和郎
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2007/04/18
- メディア: コミック
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『女体パーツフェチ男子高生が女子寮に転がり込んで以下略』というラブコメ漫画。開始時点ではまるっきり「ネギま」のキャラで作った「ラブひな」のような感じだったが、シリーズが展開するにつれてキャラクターに厚みがでてきて、だんだんと面白くなってきた。たとえば「ネギま」のアスナにしか見えんかったヒロインに、「貧乏性」「年寄り臭い」「友達や男に裏切られてトラウマてんこ盛り」と色々のっけていったり、ただのバカフェチ男だった主人公に「女の子に恋愛感情を抱いたことがない」という設定がのっかった結果、「男子高生が女子寮に転がり込んで以下略」とは、ちゃんと違う話になってきた。典型的なキャラクターがあつまった、パターン通りの初期設定の話でも、料理のしようで違うものができるのだなあ。
しかし、「足首のない足」っていうのはキレイな足なのか。
それにしても、和郎とライクは同じ所を出発点にしているはずなのに、どうしてこんなに違う所に行き着いてしまったんだろう。