交響詩篇エウレカセブン 5〜6
交響詩篇エウレカセブン (6) (角川コミックス・エース (KCA138-7))
- 作者: 片岡人生,近藤一馬,BONES
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2006/12/01
- メディア: コミック
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やっぱり超駆け足最終回だ。劇場版Ζガンダム3のことを思い出すぐらいの展開の早さだった。なぜ、さっきギリギリで生き残ったばっかりなのに、次のシーンで死ぬのか。誰とは言わないが、お前の役割はそれだけなのか。
最後まで、なんというか、オリジナリティとは無縁の展開だったなあ。これは、展開のオリジナリティとか、構成の美とか、そういったものでなくて、キャラクターの感情の機微とか、製作者による「よくある展開」の料理の仕方を味わう作品なんだなあ。たしかに、それはそれなりにうまく行っているとは思うんだけど、俺は荒削りでも完成していなくても、どっか突き抜けてる話の方が好きなので、キングゲイナーの終盤の展開とか、コミカライズでいえば「舞乙Hime」の終盤の展開が好きだなあ。全編通しての評価は、「普通の漫画」。とりたてて悪くもないが、ずばぬけてよくもない。
オーバーデビルに取り込まれたレントンとアネモネを助けに、エウレカとホランドが突撃する話は見たかった気がする。
直前に、トライガンマキシマムの最終巻を読んでなければ、もうちょっと感想が好意的だったのかもしれない。だって、ネタがもろかぶりなんだもん。