ＳＦ初心者これだけは読め！
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に掲載されてないのが不満な作品をメインに個人的鉄板リストを作ってみた。SF色の薄い奴は削った。評価基準は面白かったかどうか、であり、歴史的な位置づけとか有名度合いとは無関係であります。
というか、あのリストは「オレってSF読んでるんだぜ」的なポーズをとるためのリストであって、本当に初心者に勧められる作品かというと、そんなことはないんだと思う。というか、ジュールヴェルヌとかタイムマシンとか今読むとキツイし、ハインラインだってラノベ読みの中学生だったら古くさくて読めたもんじゃないだろう。古典というのは、他の読んで興味が沸いたら読むものだ。
あと、ソウヤーは凝りすぎてるので、SF初心の人に薦められるような本はないと思うし、ホーガンとかマキャフリィはどっちも今読むと甘口すぎて読めない。冲方丁のマルドゥクってカジノ以外は読みどころがないし、梶尾真治のエマノンは最初の短編以外は人に薦めたくない。あと、野尻抱介で初心者向けに一冊だけ選んだときに「太陽の簒奪者」はないわ。「ロケットガール」か「クレギオン」だろうJK。
新城カズマや庄司卓は仕方ないにしても、新井素子も笹本祐一も火浦功も大原まり子もないのわなあ。高千穂遙も田中啓文も野田昌宏もないけど、まあ、それはアレなんで。
上から下の順へ読むと良いと思うのだ。★マークは元のリストにあったやつな。
宇宙へ！ 編 序曲
岩本隆雄 「星虫」
岩本隆雄 「イーシャの舟」
柳沼行 「ふたつのスピカ」
川端裕人 「夏のロケット」
あさりよしとお 「なつのロケット」
★秋山瑞人 「猫の地球儀」
野尻抱介 「ロケットガール」
新井素子 「星へ行く船シリーズ」
笹本祐一 「星のパイロット」
ホーマー＝ヒッカム・ジュニア 「ロケットボーイズ」
幸村誠 「プラネテス」
アーサー＝C＝クラーク 「楽園の泉」
大石まさる 「水惑星年代記」
新井素子 「チグリスとユーフラテス」
スティーブン＝バクスター 「天の筏」
内藤泰弘 「トライガンマキシマム」
工画堂スタジオ 「火星計画」
天野こずえ 「ARIA」
