一騎当千 1〜12
- 作者: 塩崎雄二
- 出版社/メーカー: ワニブックス
- 発売日: 2007/01/09
- メディア: コミック
- 購入: 2人 クリック: 9回
- この商品を含むブログ (23件) を見る
甘寧の扱いひでえ。三国無双とは偉い違いだ。
『レッドクリフ』もやっているので、アニメになった漫画を読もうシリーズ。
巨乳の孫策が登場する格闘漫画なんだ、と思っていたら、三国志の武将の魂を受け継いだ巨乳の女の子たちが格闘しては失禁する漫画だった。ほぼ全員失禁してるんじゃないか。なんの漫画だ。
作り手側のなかに、『三国志』に従ってやっていこうという派閥と、『三国志』からできるだけ離れてやっていこう、という派閥があって、激しく争っているような気がする。序盤は『三国志』の名前は使うけど、割とオリジナルで行こうとしていたような気がするが、中盤では『三国志』通りに行こう派の勢力が強く、序盤であれだけ大物ぶりを表現したり、三角関係を煽ってタメていた董卓や呂布があっさり死んだり、袁紹が気がついたらフェイドアウトしていたり、賈く文和や張遼文遠が司馬懿登場後はあっという間に三下になりさがったり、気の良い海辺の兄ちゃんだった曹操が悪鬼のように人変わりしたり。突然キャラクターが大量に追加されたり、というか横山光輝三国志並に魏の軍師たちの見分けがつかないのですが、黒髪の男は荀攸?
とりあえず、本作品の周瑜って、何の役にも立ってないような気がするが、本当にこんな役回りでいいのか。三国志作品としては、関羽や呂蒙、呂布と比べて、張飛や夏侯惇が一段階以上弱いのが新鮮。夏侯淵にボコられる張飛弱っ。あと、諸葛亮腹黒っ。