ディファレンス・エンジン(下)

ディファレンス・エンジン〈下〉 (ハヤカワ文庫SF)

ディファレンス・エンジン〈下〉 (ハヤカワ文庫SF)

後編。
前半の力はかなり失われたような気がする。ちょっと惰性じゃないか。
なんだろう。これは。徐々につまらなくなっていって、その頂点で終わったような気がする。

仮想歴史&サイバーパンクなのだけども、その世界設定をしたうえでの冒険に力を割きすぎたんじゃなかろうか。そのわりに、サスペンス小説として面白くないのが難しいんだと思う。