夏目友人帳 １〜７

夏目友人帳 7 (花とゆめCOMICS)

連休が終わった。
とりあえず、この連休は……　金がなかったなあ。会社員になって以来、最低の出費に抑えた連休だった。
今年も年収的には期待できないから、いまあるモノを大事にして、金銭を使わないように生きていかないとなあ。一昨年ぐらいのバブル具合はどこへ行ったんだろう。いや、本当に。

アニメになった漫画を読もうシリーズ。夏目友人帳。
妖怪もの。「もっけ」とか「蟲師」みたいな話を思い浮かべていたら、予想以上に少女漫画的な話だったので、読むのに時間がかかった。このところ「ぶっ殺すと思った時には、スデに行動は終わって居るんだッ！」的な漫画ばっかり読んでたせいか、主人公の内面に重みを置いたウェットなストーリー展開を読み解くモードに自分を切り替えるのに時間がかかった。
一話完結の妖怪もの、という点では「蟲師」に似ているんだけど、「蟲師」はもっと妖怪についての視点がドライだったし、普通の人たちの間で「妖怪」が見える子どもが生きていくこと、というのは「もっけ」に似てるんだけど「もっけ」は「妖怪が見える」姉妹が主人公だから、こんなに「妖怪が見える」ことが他人との間の断絶になってないんだよな。

面白かった。