アンダーザローズ 6

Under the Rose 6―春の賛歌 (バーズコミックスデラックス)

Under the Rose 6―春の賛歌 (バーズコミックスデラックス)

前の巻から、さらに一年二ヶ月。1冊すすむごとに、家族の誰かが不幸になっていく、という物語は続く。どこまでも黒い淵を降りていくように。でも、「ただ幸せな家族で居続けること」って、そんなに重要なことなのかなあ。本編のメインヒロインであるアンナさんが、本当にやせこけて、半ば醜く、それでいて若い頃の面影を残して描かれるのが、作者の力のいれ具合だなあ。そろそろ終わりだと思う。また、あと一年待つ。