最近読んだあれこれ

ヘルシング 10

完結編。最後の一撃はなにか物悲しい。二三年前には自分内で本作品へのテンションが盛り上げに盛り上がっていただけに、こうまっとうな終わり方をされると逆になんかすっきりしない。

ノノノノ 6

やはり可哀相な女子を書いたら、作者の右にでるものはないような気がする。作者の家族観はエルフェンリートの時から一貫して、なんか悲劇の温床なんだよな。なぜ。

隠の王 11

君去りし後。本作品のヒロイン的な存在だった男子宵手がいなくなった後の悲嘆に暮れるひとびと。この作品での家族は『ノノノノ』と対極的で、いつでも温く人を迎える。

みなみけ 6

なんか、ほぼ『みなみけ おかえり』で見た話だった。あの『らめらからっ!』はアニメオリジナルだったのか。アニメで声のイメージが強く残っているなあ。放映中はとくに見どころがないと思っていたけど、そう言う意味では三度にわたるアニメ化は成功だったわけだ。小学生と高校生の区別がつかない漫画だったが、こころなしか、小学生と高校生のかき分けができるようになってきた気がする。

BAMBOO BLADE 11

amazonの書評では絶賛不評レビュー募集中の11冊目。たしかに、これは不評になってもしかたがないというか、芸能界の話が書きたかったのに、どうして11冊にわたって少女剣道漫画を書いてきたのか、そのあたりがよくわからないというか、もっとタマちゃんとかキリノを出せ。

おおきく振りかぶって 12

引き続き苦戦中。無限に連載を続けることもできないし、これが、この作品での乗り越えるべき敵なのか。

結界師 25

25冊目にして、なお修行中。黒芒編以降、これといった大きな敵がいない状態で、陰険な腹の探り合いが続くという嫌な状態の連載だったが、ついに観念したのかラスボスっぽいやつ登場。修行編がいい感じ。連載がここまで続いたここに来て、爺さんがまだ指導者なのがいいなあ。

おいでませり 1

のんびり。がんばらない生活。がんばらない連載。ということで、「水惑星年代記」に続く大石まさる作品。月刊サチサチみたいな感じの頑張らない生活。