ヘルシング2〜7
- 作者: 平野耕太
- 出版社/メーカー: 少年画報社
- 発売日: 2004/12/27
- メディア: コミック
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ああ、これが有名な。「私は戦争が好きだ」ですか。
つーか、確かに第二次大戦もの好きなので燃えますけど、
これ、どう改変したらテレビで放送できたんだろう。
なんか吸血鬼&ナチスだと、
世代的にシュトロハイムが第一に浮かんでくるんですが、
それねらってるんだろうなあ。
なんか紫外線照射装置とか言ってるしなあ。
「お前は食べてやらない。誰もお前の血や肉を引き継ぎはしない!」
って、星虫じゃなくて、清水玲子の漫画でそういう話あったなー。
死んだ人間を食べて、その血肉が引き継がれる文化のある惑星のSF漫画で、
大罪を犯した人間は「誰も食べてくれない」。という。
無茶なカトリック教会といえば、暗躍はするわ魔女狩りはするわの、
「ピルグリム・イエーガー」とか、小説「エンデュミオン」とか。
まあ、「エンディミオン」は教会の人間の方が復活しやがるんだけど。
プロテスタントの方が私的に聖書を読む分熱狂的になりやすい、
カソリックは神父がブレーキをかけるから穏健だ、と学生の頃聞いたけどなあ。
人間以外&人間対人間以外の大群、というシチェーシェンは、
「からくりサーカス」と似合いそうだよなあ。
というか、「しろがね」の特徴(老化が遅い、頑強な肉体、血を媒介して増える)って、
どっちかっていえば、吸血鬼に近い。
というか、結果的に読みながら考えてたのは、↓こんな場面。
http://moonlits.at.infoseek.co.jp/RedmoonNight.txt
もともと、咲夜vsアンデルセン神父を思い浮かべて読んでいたが、
ふと「八千万分の一にも〜」というフレーズが出てきた罠。