龍が如く

龍が如く

龍が如く


初見は「シェンムー」でしたが、やってると結構違いました。
基本的に良い方に改善されています。


シェンムーやってて感じた「QTA」とたまにある格闘以外に本筋のゲーム要素がない退屈さを、ランダムエンカウトを増やすことで改善し、あんまり面白くなかったQTAは撤廃。


ランダムエンカウトは戦闘前の読み込みが結構長いせいもあって、少しするとうっとうしくなってきますが、ランダムエンカウトを避けるアイテムが四章くらいで手に入るようになっているので、そうなると後は快適です。


リアルに作られた「神室町」のなかをフラグを立てて歩き回る「おつかい」ゲームなのはシェンムーと同じですが、メインストーリーの他に膨大なサブ・ミッションを組み込むことで一本道のゲームをやってる感じを減少させています。


シェンムーと違ってリアルタイムに時間が流れないので、のんびりとサブ・ミッションを探せるのもいいところだと思いました。


サブミッションがあるおかげと戦闘回数が多いために、山のようにある店を訪問したり、キャバクラに通ったり、ドンキホーテに走ったりと、「神室町*1」の広さがちゃんと生かされています。
九龍とか無駄にひろかったり、落とし玉ばっかりあったのを考えると、大きく進化したところ。


で、肝心のヤクザストーリーなんですが。
結構いいです。


やー、「シェンムー」のストーリーや芭月涼のキャラって「かっこいい」の前に、なんともいえないマヌケさがあって、あれはあれで良かったんですが、桐生一馬は漢だねえ。マヌケ分がかなり減少しています。


ダーツとか、ゲーセンのビデオゲームとかができないのが残念。

*1:作中、一度も「新宿」と言われないのがなんかいいな。歌舞伎町行くのが恐くなりそうだけど