ハイペリオンの没落(上)
- 作者: ダンシモンズ,Dan Simmons,酒井昭伸
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2001/03/01
- メディア: 文庫
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やばい、面白すぎる。
「ハイペリオン」を読んだ後、この「没落」がぜんぜん見つからなかったため、
「エンデュミオン」の方を先に読んでしまったのだが、これは確かに面白い。
というか、「没落」を読みながら再確認しているのだが、
自分の記憶の中にある、原典の定かでないSF的なエピソードは、
どうやらほとんど「ハイペリオン」のもののようだ。
日々、記憶を失って退化していく(字が読めなくなたり、唄を忘れる)少女とか。
前作「ハイペリオン」で、惑星ハイペリオンに集まってきた七人の巡礼たちが、
ひとり、また一人とシュライクに狩られていく。
巡礼たちについては「ハイペリオン」でバックグラウンドを知っているだけに、
これが盛り上がること、盛り上がること。
その裏で始まる恒星間文明社会の終焉へ向けての大宇宙戦争。
上巻を通じて、マイナ・グラッドストーンCEO萌え。
「裏切ったな」