PS3が五万円ですか、だから?

http://rblog-tech.japan.cnet.com/koreyoshi/2006/09/ps35_ffb2.html?tag=rblog.cr

五万円だろうが、六万円だろうが、当分買わないからいいもん。
というか、五万円と六万円でそんなに違うか? 購買活動が。

どっちにせよ、会社員の一ヶ月の小遣いで買えないんだから、
ソニーのコアなファンしか買わないだろう。

とりあえず、この年末まではGBA+PS2で十分だなー。
でも、やっぱり、DSLiteを手に入れてFF3逆転裁判4がやりたい。
マリオとどうぶつの森もちょっとやってみたい。

オイラは、PS3の買い時は、29800円まで本体の値段が下がって、
家のテレビがHD液晶になってデジタル放送が本当にちゃんと始まって、
その辺のTSUTAYAブルーレイディスクがレンタルされるようになったら。
とくらいだと思うんだけど、今の時点で飛びつく人がそんな多いんだろうか。

Wiiは、ファイアーエムブレムが出たら買います。

PS3発売後の2006年11月12日 追記:この記事に来てる人多いので。

結局、PS3は価格じゃなくて、環境が整わない限り爆発的には売れないと思う。

ひとつは、ゲーム機としてPS2が寿命を迎えること。いま、確かにPS2は末期ではあるが、たいていの家のPS2は未だ動く。だましだまし、あと一年か二年は動くだろう。そして、PS2のソフト市場も、SCEが頑張って方向付けしない限りは今後1年は続くだろう。すでに収束してるGCの市場とは違うんだ。
PS2のめぼしい新作ソフトがなくなって初めて、大多数の人は次世代ゲーム機に目を向けるんじゃないだろうか。
だいたい、PS2がなくならなと、テレビの下にPC3をおく置き場がない。

つぎに、ブルーレイディスクが普及すること。せめて、ツタヤにブルーレイディスクコーナーがあるようにならないと、フツーの人は再生機が欲しいとは思わないだろうお。PS2にはDVD再生機の絶対数を増やすだけの力があったけど、今のようにちょぼよぼとしか売れないPS3にはそこまでの力はないように思う。
これも、あと一年か二年、かな?

最後にテレビだ。今のアナログテレビ放送が2011年に本当に停波になるとすると、その前の2008年あたりからテレビの買い換え台数ががーっと上向きになるはずだ。そのころには、液晶やプラズマテレビもかなり安くなってて、1080iのディスプレイがごく普通の家でも選択肢にあがるようになるんじゃないかと思う。

やっぱり、普通の意見になってつまんないけど、PS3が本格的に売れるようになるのは、来年末から再来年にかけてだろう。そのころまでに、Wiiが日本で圧倒的なシェアを獲得してしまうと、PSPの時と同じ流れになってしまって、ソニーとブルーレイには明日はない。逆に言うと、Wiiが今後一年あんまり売れないで推移していってくれれば、逆転できるチャンスはある。だから、それまでの間はがんばってPS3の美麗なゲーム画面を日本各地で宣伝しつつ、あんまり台数を売りさばかないようにやってくんじゃないかな。

やっぱり任天堂社長の言うとおり、任天堂の最大の敵は「ゲームに対する無関心」であり、皮肉なことにSCEの最大の味方も「ゲームに対する無関心」である。
特にリモコンでゼルダを遊ばないでも、しばらくPS2でいいや、と思っている大多数のゲーム機あり家庭は、おそらくそのPS2の調子がおかしくなった時に、PS3が安価に提供されていればPS3を購入してしまうだろう。

そして、俺自身もそのパターンを踏襲しそうだ。
任天堂DSならともかく、据え置き機械を追加するには場所がない。