時をかける少女

時をかける少女 オリジナル・サウンドトラック

時をかける少女 オリジナル・サウンドトラック


川崎の新映画館で視聴。関東最後の放映館ではないかと思う。
おそろしくフィルムが劣化してるような気がしたが、CGがメインでないアニメを見るのが久しぶりだったからか。その前後に日本とアメリカのCGアニメの予告編がドシドシ流れていたからか。
見ていると途中からはそんなに気にならなくなった。


芝居の付け方と背景がジブリ映画だ。でも、そんなに評判になるほどの映画じゃないよなー。
とかなんとか、中盤まではひねくれつつ思っていたわけですが、がーっと、尻上がりに良くなります。
客席の反応が良くなったのは、カラオケあたりからかな?
おいらがのってきたのは、「分かれ道」あたりから、「久しぶりに話すね」とか。その辺から。


あ、ラベンダーだ。
って所が、オイラとしては感情的なクライマックスでした。
こういう演出大好き。コレン、ガンダムと叫ぶ。


ただでさえ、時間ものSFは大好きなのに。こうまで見事に映像化されたらお手上げです。
近い感覚なのは、「サマー/タイム/トラベラー」かな。*1
あれは、一夏で未来へ走り去ってしまった幼なじみを見送る、という男視点だったけどね。

サマー/タイム/トラベラー (2) (ハヤカワ文庫JA)

サマー/タイム/トラベラー (2) (ハヤカワ文庫JA)


ちなみに、新映画館の出口から見た遠景の夕焼けはすばらしかった。
川崎では来週末でも、まだやっているらしい。もう一回行くか。

*1:2006年度星雲賞。女の子が走って未来へ「去っていく」SF小説。