涼宮ハルヒの憂鬱(1)に登場する書籍

ハイペリオンの没落

ハイペリオンの没落 (海外SFノヴェルズ)

ハイペリオンの没落 (海外SFノヴェルズ)

憂鬱1。ハードカバー版で613ページ。
部室で初登場時に長門さんが読んでる本。
SF小説。1991年度ローカス賞受賞作。非常に面白い。
宇宙を統括する機械知性に創造された人間型インターフェイスの視点で語られる人類世界の終末。

暗号読解

暗号解読―ロゼッタストーンから量子暗号まで

暗号解読―ロゼッタストーンから量子暗号まで

憂鬱2。ハードカバーで509ページ。
SOS団のHP作成中のキョンの横で、長門さんが読んでる本。
未読。エニグマからヒエログリフ公開鍵暗号に至る人類の暗号の歴史。らしい。
公開鍵暗号? ……長門さん、微妙にHP作成に協力するつもりで読んでる?

ハイペリオン

ハイペリオン (海外SFノヴェルズ)

ハイペリオン (海外SFノヴェルズ)

憂鬱2。ハードカバー版で532ページ。
キョン長門さんに借りた本。「七時に〜」の栞が挟まれている。流れ的には上の暗号読解を閉じたすぐ後にこの本を持ってくるので、この日長門さんは500頁を越えるハードカバー本を二冊持って歩いていたということになる。
SF小説。1990年度ヒューゴー賞ローカス賞受賞作。 結構面白い。
「没落」の前編。長大な「ハイペリオン」世界への招待状。七人の巡礼が、惑星ハイペリオンにやって来た理由を順番に告白していく、という物語。

追記:小説「消失」によると、キョンは借りたこの本を二週間かけて読んだらしい。「消失」ではキョンが何気なく部室の本棚を探してこの本を見つけたので、「ハイペリオン」「ハイペリオンの没落」は文芸部の備品であった可能性たかし。いい趣味してるな。