聖闘士聖矢G 1〜6

燃える。奇跡は起こすもの。続きも読もう。
だが、この、まったりとした、大ゴマが連発されているのに話が進んでるんだか進んでないんだかよくわからない展開は、自分の思い浮かべる聖矢だなあ。と思った。外伝で世界中を転々と化け物退治して回る話みたいな小さなエピソードの方が好きだ。聖闘士は世界中のどこに、どんなタイミングで出現してもなんとなく説得力があるのがすごいな、と思った。
そして、聖矢が成功したのは、主人公チームが大勢居て、敵も次から次へとでてきて、飽きなかった所だと思う。5冊目くらいでさすがにアイオリア一人で引っ張る展開に飽きてきた。金髪が嫌いだからわざわざ赤く染めているとか、萌えポイントを豊富に置いてあるんだけど、でずっぱりはキツイ。作中でも言われてるように、ずっと二種類の技で戦い続けるのもマンネリになりやすいし。そも、主要な脇役であるところの兄貴のアイオロスが完璧超人すぎて出てきても癒されないんだよな。その点、喧嘩っ早いミロとか、狂気のデスマスクが出てくると実に癒される。悪癖が多くて。