ブレイブストーリー TV放映

一度DVDで見てるので、二回目。
見返して思ったこと。

  • お父さん唐突。五分で家でって…… その前に、一個のシーンもなかったことに驚き。
  • ワタルの成長が少なめに見えるのは、小説と違って現実世界に戻ってくる機会がないので母親と再会してないからか。そのせいで、最後にワタルが自分の影と向き合うところでも、内心の声は「お母さんがっ!」なのだな。小説版だともっと前に母親の無事を確認してるので、ワタルが向き合うのはもっと自分の内面のどろどろした部分なのだが。
  • クライマックスでの美鶴の台詞「おまえには関係ない」は、映画版では実に尤もだ。一人しか女神のところへ行けない、という制限が映画では語られてないので、たしかに美鶴の視点からした場合、本来ワタルは関係ない。まー、映画だと美鶴の友好度がかなり上がっているので、そっちの面での葛藤なんだろうけど。
  • オンバさま突然変身しすぎ。大松さんの娘さんが現世編で出てこないんで、変身する理由がないんだよなあ。自分の姿のせいでワタルに信頼されないのでは、という台詞がないのも片手オチの感じがする。
  • 皇女さまにカリスマがあるのは、幼女だからだろうなあ。あんな適当なことをいっても、民草がついてくるのは。原作では年齢設定のせいで誰もついてこなかったんだろうか。