最終兵器彼女 1〜2
- 作者: 高橋しん
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2000/05/01
- メディア: コミック
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いやー、これ読んだことなかったんだべな。某所で「イリヤは最終兵器彼女のフォロワー」と聞いて以来、どっかで読もうと思っていたのですが、重たそうだったので手を出しそびれていたのです。
高橋しんの「いいひと」は連載初期から好きでずっと読んでいたのだが、それがあんまりいつまでたっても終わらない(連載中に中学生だった自分が大学生になった)ので、「いいひと」が終わった時点でもう高橋しんのマンガは当分いいや、と思って新連載「最終兵器彼女」がはじまっても読まなかったんだわな。
それを読む機会を得たのは漫画本レンタル「コミかる」。なお組で借りたのは「ハヤテのごとく」。とか宣伝しておくとなんかくれないかな。くれないか。でも、長らく読みたかったけれど、買うほどでもないようなマンガを一気に読むにはいいサービスだと思うっすよ。お試しアレ。かつ一度じゃなくて何回か繰り返し読みたいなんてものにはぴったりです。
一応どこまでも軽そうな話と、重たそうな話と、バランスを考えて借りたのだが、読みやすかったので「ハヤテのごとく」を一気読みしてしまった。そのあとで「最終兵器彼女」に手を出す。1巻目を読み始めて50頁で、あまりの「話の重さ」にああ「ハヤテのごとく」と混ぜて読むんだったと後悔する。このマンガ、話がすばらしく重たい。冒頭から「ハッピーに終わるわけないだろう、このフリで」の連続。というか、アンハッピーなフリをやりすぎじゃないか、という気がしないでもなく。
このまま、七冊も続くのか。もうイリヤでの一番の泣き所「最後の道」イベント(ここから逃げ出したら、将来二人で幸せな家庭を築いて云々、と妄想するところ)やっちゃったじゃんか。
でも、ハヤテとちさって同い年くらいなんじゃないのか。密かに。