シナリオ案「龍のごとく!」
誰も居ない …… 適当に書くなら、いまのうち。ただの声優ネタです。
@龍が如く
@ハヤテのごとく!
@ひぐらしのなく頃に
@Forest
@エンジェルハート
私はアリス。さあ、お話を聞かせて。
それは2007年のクリスマス。十年の刑期を終えて出所した伝説の極道「桐生一馬」だったが、出所した彼はただの無職中年であり、堅気の職業に再就職することもかなわず、神室町の公園で今後の身の振り方を考えていた。そこに現れた一見して裕福そうな少女。「この娘を誘拐して・・・・・」と桐生が考え込んでいる間に、娘は他のヤクザに誘拐されそうになる。
そこに立ちはだかった桐生は殴る蹴るの暴行の末、ヤクザたちを追い払い、娘に問いかける。
「お前、怪我はないか?」
「お前ではない」
「なに?」
「私は三千院ナギ、お前にお前呼ばわりされる筋合いはない」
こうして、伝説の極道、桐生一馬は三千院家の執事となり、堅気でまっとうな生活を始める……はずだったのだが。
「これは風間のおじ様、お久しぶりです」
「ああ、園崎のお嬢か。大きくなったな」
「こういう時には、「キレイになったな」というものだと思いますが?」
「すまんな。ちょっと今、余裕がなくてな」
「……世良会長の百億の件ですね」
「耳が早いな」
「嶋野のおじ様が大騒ぎしていましたから」
「……嶋野に付くつもりか?」
「それを決めるために、山奥からわざわざ風間のおじ様に会いに来たのです」
神室町は、東城会三代目、世良会長の死と、その直前に暴露された「世良会長の100億」の件で揺れていた。
「圭一くん、ほらほら新宿の『妖精の輪』、ゲームで見た通りだよう! すごい、すごい」
「俺は親父の仕事で東京に来たことあるから、まあ、大船に乗ったつもりで何でも聞いてくれ」
「あ、あれあれ! なんで(中略)
「でも、沙都子や梨花も来ればよかったのに」
「まあ、まあ、ここは子どもにはまだ早いよ」
「それに、魅音のやつ、どうして神室町につくなり、別行動しようなんて言い出したんだ? レナ、何か知ってるか?」
「あ! 圭一くん、あのライオン、すっごくかーいいよう!」
「お、おい、レナ、急に走ると」
気の立っているヤクザに絡まれる、お上りふたり。
見て見ぬふりをして早足に歩き去る大人たち。
そこに歩み寄る、男一人。
俺の目も前にいる女をなんと呼ぼう?
黒一色にコーディネイトされたアリス。「ガーデン」の支配者にして、創造主。そして、物語のただ一人の聞き手。
その名も高き、「黒のアリス」。
「ねえ、キョン。お話を聞かせて。私がでてくるお話にしてね」
登場人物(思いついた順)
- 桐生一馬:十年ぶりに出所した、もと伝説の極道。三千院家の執事。ロリコンではない。38歳。
- 三千院ナギ:三千院家の引きこもりお嬢様。13歳。「リドル」参加者。
- 園崎魅音:園崎組次期組長。15歳。園崎家は広域暴力団ということで、ひとつ。空気は読めない。
- 鶴屋さん:フルネーム未詳。魅音の親戚でナギの学友。ミッシングリンク。親戚の証は髪の色。「ひぐらし」組の東京での活動拠点は鶴屋家。……これに関しては別に、神戸でなくてもいいはず。
- 風間新太郎:東城会直系風間組組長。
- 成歩堂龍一:十年前に桐生の弁護を担当した弁護士。現在は弁護士資格を失っている。
- 冴羽燎:桐生と親交のあった元スイーパー。現在営業休止中。
- 九月周:神室町のソープ嬢。色々知ってる便利なモブ。そろそろ三十路。2004年のリドルの勝利者。
- アリス:「森」の意思を体現するもの。2008年の「リドル」のために「森」とともに復活。
- 橘けーこ:都知事。