そばかすのフィギュア

そばかすのフィギュア (ハヤカワ文庫 JA ス 1-4)

そばかすのフィギュア (ハヤカワ文庫 JA ス 1-4)

まとめて買ったSF小説の最後の一冊。管浩江初期短編集。
面白いことは面白かったが、なんか展開の読める話が多かった。解説で絶賛されていたが、そこまで絶賛するほどよい短編集か? たしかに、「博物館惑星」は面白かったが、これは全体的にちょっと甘い話が多すぎてそんなに良いとは思えない。

意外な展開になる短編も一作、二作しかなく、表題作も解説にかいてあるほどには面白くなかったし、好みの問題だと思うが、「輝くもの、天から墜ち」の方が面白かった。