朝霧の巫女 1〜4
- 作者: 宇河弘樹
- 出版社/メーカー: 少年画報社
- 発売日: 2001/01/01
- メディア: コミック
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アニメ化された漫画を以下略。
漫画レンタル「コミかる」でレンタルしたが、最後まで借りたものだとばかり思っていたので、4冊目の最後で「おお、このままアンハッピーエンドで終わるのか」と興奮していたら「続く」と書いてあった驚いた。
やっぱりこれじゃ終わらないのか。結構いい終わり方だと思ったんだけど。
「もっけ」みたいに、ほのぼのとした田舎巫女漫画かなあと事前に予期していたら、正統派伝奇バトル漫画だったので驚いた。これ、本当にアニメ化したのか。よく斬られませんでしたね。絶対可憐チルドレンなんて、「コメリカ合衆国は実在のAがつくステイツとは全く関係ありません」ってレベルで作品のフィクション性を訴えているのに、本作は堂々と一方のくろまくを陛下呼ばわりしていて驚くばかり。
山は異界である、という描き方がなんとなく恩田陸の「球形の季節」とかを連想した。あと、なんか、敵役の兄ちゃんが「久遠の絆」の杵築悠利を連想した。いいキャラクターだてなのも同じで良かった。