なるたる 1〜12

なるたる(12) (アフタヌーンKC)

なるたる(12) (アフタヌーンKC)

お姫様と王子様は長い苦難の末に結ばれました。二人の結婚式には大勢の友人たちが集まって、二人の永遠の幸せを祝いました。でも、そのとき空から石の雨が降ってきて、二人はもちろん、結婚式に集まった人々は、一人残らず頭をつぶされて死んでしまいました。あとには、一人も残りませんでした。


昔、新井素子SF小説いつか猫になる日まで」で、そんな童話に憧れる女の子の話があったような気がする。この、シリーズとしての展開がまったく読めないのはどっかにあったなあ。と思ったら、スパイラルか、最終兵器彼女か。この話がこんなに入り組んで整理されない話だったから、「ぼくらの」はきっちり話の進め方が決まっているんだろうか。