ブラックラグーン １〜２

BLACK LAGOON 1 (サンデーGXコミックス)

アニメになった漫画を読もうシリーズ。海賊編。海賊つながり。
というのは嘘。偶然借りたら同期しただけだ。こちらは重たいので中々巻数が進まない。１冊目を読み終えたとき、まだ一冊目かよ、と思った。

今風に作った「ぼくらはみんな生きている」なのか。あの漫画の映画化は失敗だったなあ。かわいい現地人の女の子を見つけられなかったのが最大の敗因だよなあ。いや、閑話休題。

南シナ海で海賊に拉致された日本のサラリーマンが海賊稼業に足を染める過程を描いた漫画である。へドラの歌が一番記憶に残った。

２冊目で主人公のいう啖呵を見ていて、ああ、そうだ。太閤立志伝の海賊に足りないのはそれだ。と心の底から思った。別に海賊が親方のいうとおりに走り回るのはいいんだ。でも、日本全土の海を支配しようとか、海外交易をして金を稼ごうとか、そんなことは別に海賊がやらなくたっていいじゃないか。海賊には、もっと自由に生きる道があってもいいじゃないか。だから太閤立志伝の海賊のように、ひたすら金とか領土のためだけに戦う海賊は何かが間違っている。そんなのは、商人や武士に任せておけばいいんだ。