Air 3
- 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
- 発売日: 2005/06/01
- メディア: DVD
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すごい面白かった。素晴らしいテンポのよさと密度。一瞬も止まることなく流れ続けるエピソード。なんか、4巻目くらいで終わるんじゃないか、という雰囲気さえ漂う。展開が非常に駆け足なので、かなり端折っているなあ、とは思うが、ゲームやったことないんで、どこが端折られているのか分からない。
二つ目の姉妹の話。なんか、ここまで「ありがちな話」と「ありがちなオチ」を真っ向勝負で投げつけられると、かえって気持ちいいな。
かなり端折られているのに、電波なモノローグになんとなくついていけるのは、映画版を先に観たからだろうか。とくに前振りなく「空の女の子が〜」と、それぞれ別の人間が話し出すあたり、電波だよなあ。「ハチミツとクローバー」の「その時初めて、僕は人の心が壊れる音を聞いたんだ」とかも確かにすごいポエムだったけど、それとは種類が違うしなあ。なんで主人公があの電波な話をまじめに聞いているのかが分からない。どこまで電波が展開していくのかワクワクしながら聞いているんだろうか。