ひぐらしのなく頃に 4

祟殺し編。愕きなのは、綿流し編鬼隠し編も4話で終わったのに、祟殺し編だけは4話で終わらなかった点だ。これでもかなり端折ってあるような気がするのに。(特に紗都子の受けている虐待についての)表現がマイルドで、色々やっぱりかわっていた。てっぺいは漫画ではノーヘルだったが、アニメではちゃんとヘルメットつけてバイクに乗っており、ちゃんとしていると思った。みんなももっと、ちゃんとしる!

というか、同じようにエピソードを端折って短い尺の中に納めているAIRと比べ、「薄く」なってるのがアリアリと見える。PCゲーム版にせよ、漫画版にせよ、今回端折られている場面(たとえばレナの「明日火山が噴火して〜」の台詞とか、紗都子が嘔吐したときのレナのリアクションとか、その後の圭一の反転、「前原圭一くん、だよね?」とか、綿流しの前夜の魅音との電話での会話の後半「あんた本当は悟史なんだろ?」とか、三四の車の自転車についての会話の後半「だって、富竹さんはホテルに泊まっているから、自転車がないと困るでしょう」とか)が祟殺し編の独自の猟奇で怪奇な雰囲気を形作っていたような気がするんだ。それがないので、いつも以上に圭一の行動が唐突に見えるのですよ。にぱー。