金色のガッシュ!! 16〜27

金色のガッシュ!! (27) (少年サンデーコミックス)

金色のガッシュ!! (27) (少年サンデーコミックス)

レンタルが27冊セットという中途半端な巻数なので、そこで終わりなのかと思って読み続けていったら終わらなかった。終わらなかったよ。なんか、17〜18冊目くらいで石版編が終わった後、日常エピソードへの回帰に失敗したなあ。なんで、普通の日々が3回位しか持たないで、また長編エピソードに突入してしまったのか。もっと日常を見たかったので、そのあたりが残念でならない。

結界師」で黒芒編以後、日常への回帰がうまくいったのとは対照的だった。「結界師」と違って、主人公たちを止める役の大人が誰もいないのが悪いんだと思う。まあ確かに、主人公はガンガンと命知らずに突撃していく方が、エピソードとしては盛り上がるし「結界師」は黒芒編以降、実際盛り上がりに欠けるんだけど、作中でナゾナゾ博士やカフカやシスターみたいな大人が、中学生や、あるいはもっと小さな子どもたちに世界の命運を任せたうえに、もっとガンバレ、もっとガンバレと背中を押したり、「あの子たちに世界の命運を任せよう」とか委ねてしまうのは、なんかまっとうな世界観じゃないような気がする。そこは止めるところでしょう。大人なんだから。


あとなんだ。清麿の声のイメージが杉田智和なのは、下記のせいだな。ということに今さら気がついた。