ワールドエンブリオ 1〜4
- 作者: 森山大輔
- 出版社/メーカー: 少年画報社
- 発売日: 2008/04/28
- メディア: コミック
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同じ作者の漫画「クロノクルセイド」が予想以上に面白かったので、手を伸ばしてみた。
「クロノクルセイド」もそうだったけど、個々のエピソードはすごく面白いのに、なんでこう全体としての流れは、勢い最優先というか、はっきりグダグダなんだろう。ちゃんと「クロノ」みたいにエピローグを迎えられるのか不安だ。
突然バケモノに変化して暴れ回る病に感染してしまった男の子が、死にそうになったところを親友の命と引き替えに助けられ、秘密結社に拾われて、無口で無愛想な女の子とペアになって感染者と闘う話。男の子向けの「DAWN 冷たい手」か、青年誌向けの「武装練金」か。と言った感じ。というか、和月伸宏はこの漫画の帯なんて書いている場合なんだろうか。「クロノクルセイド」が六割方「女うしおとショタとら」だったとしたら、これは七割方「武装練金」な気がするけど。有栖川の過去話が斗貴子サンと同じでなくて本当に良かった。