MISTER ジパング 1〜2
- 作者: 椎名高志
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2000/11
- メディア: コミック
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チーザうめえ。焼酎のお湯割りとは微妙に合わないが、だが、うめえ。パチンコのCMの、シティハンターだけはどうしても見た後一瞬「イラっ」とする。なぜ、キン肉マンはCMでも神谷明なのに、シティハンターはキャスティングが違うんだろう。ヤッターマンの「ナレーター」にもすごい違和感を感じるが、まあこちらは故人なのでしょうがないのかなあ。
あー、読んだことなかったけど、なんかもっと歴史にびったりした漫画を想像していたら、途中から仮想歴史的な要素を入れつつ、でも歴史小話っぽい話も保ちつつの展開だったんで、ちょっと驚いた。連載してた頃って、美神がアシュタロス編でちゃんと終わらなくて、その後ズルズル続いていった後でやっとこさ終わったんで、読まなかったんだよなあ。この漫画。正直、椎名高志も(有)椎名百貨店が絶頂期だったなあ、というか、2000年頃には「すでに過去の漫画家」だと思ってたわけで。まさか、また作品がアニメ化されるとは思わなかった。
この辺、「らんま」の後半で、もう読まなくなってた高橋留美子とかもそうだなー。まだ、ヒットする引き出しを持っているとは、当時思っていなかった。
小心で臆病な「気の利く凡人」日吉とか、親子仲の良い信長と信秀とか、自分の持っているイメージに近いとこもあって、面白い。
というか、「孤独な天才と、それに振り回されつつも、実はコントロールしている凡人主人公」って、椎名高志のいつもの漫画のパターンか。要するに。
信長=美神=チルドレン
日吉=横島=皆本
なわけで。いつもと違って、男女じゃなくて男男のペアになっているのが、きっと連載が長続きしなかった原因なんじゃないかなあ。とか思った。