MISTER ジパング 3〜8

信長秀吉もの。予想以上に面白かった。
一騎当千」を読んだときにも思ったが、作成陣のなかに「歴史通り進めるべきか、オリジナル展開をするべきか」を悩む雰囲気が多分に感じられる展開だった。序盤は割とオリジナルな展開を重視していたが、中盤は農姫輿入れ、信秀の死去から、平手政秀の切腹、信長が尾張を掌握するまでや、正徳寺の会見まで、本当に歴史通りに進めていって、後半は再度オリジナル展開で幕を閉じた感じ。たぶん、双子の秀吉を小一郎にしようと思ってたんだろうなあ。
打ち切りエンドっぽく終わったのが残念だが、正直、このペースでは本能寺までやるには30冊あっても足りなかったんじゃなかろうか。そして、必殺終戦間際の旧日本軍の秘密兵器キター!。旧日本軍の秘密兵器って、GS美神にはない要素なのに絶チルではすげえフィーチャーされているのは、この辺が、兵部少佐に繋がるわけかなあ。