ハレグゥ 1〜6

ハレグゥ 6 (ガンガンコミックス)

ハレグゥ 6 (ガンガンコミックス)

ジャングルはいつもハレのちグゥ」の続編。「トライガン」に対する「トライガンマキシマム」というか、「AQUA」に対する「ARIA」というか、連載誌は変わってないから「ガンスミスキャッツ」に対する「ガンスミスキャッツバースト」とかそんな感じ。「ジャングルはいつもハレのちグゥ」10巻目から、本当になにも変わらず続きが始まるあたりがすごいなあ、と思ったが気がつけば中学生編になっていた。

しっかし、このシリーズ、面白いなあ……。1冊目から通算で19冊、高校出たての作者が三十を越えても続くという13年に渡る連載(絶賛連載中)、作中での経過時間3年。なんか当初殴り書きのようだった絵もすっかり漫画になったし、背景もちゃんとつくようになったし、世界設定もハッキリしてきたし、変われば変わるものだなあ。

連載当初小学五年生だったハレとグゥも気がついたら中学二年生になって、すっかり等身も上がりました。というか、ハレとマリィが「ハレグゥ」になって明確にくっついたよーに、グゥってヒロインですらなかったんだなあ。作者がいうように、作中における「ラスボス」なのか。ウェダ母さんはすっかり酒癖の悪さが治って、まともな人になってきたなあ。