瀬戸の花嫁 9
- 出版社/メーカー: エイベックス・ピクチャーズ
- 発売日: 2008/03/26
- メディア: DVD
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最終巻である。
瀬戸を離れていく千里、産湯を使った彩の国。
24話の三河の話がすごく面白かった。ヒロインの許嫁で、金持ちで取り巻きがいて、二枚目で、広場恐怖症と「めぞん一刻」の三鷹さん的なポジションを満載なのに、登場した次の話で脇役に格下げされ、原作でもアニメでも、後から登場したサブヒロインの不知火さんに殴られる役程度の役しか回ってこない報われない脇役、三河海にスポットをあてた一話。
三河が涙ながらに永澄と殴り合う、この話が一番面白かったデスよ。でも、この「俺は確かに金持ちだけど、恋人も友達も持っていないし、誰も自分に期待してくれていないのに、お前は色々あって狡い!」というのは、ルナと同じ苦悩だな。廻り中にそう思わせる、なんて嫌な夫婦だ。
25〜26話は最後のお祭りなので、格キャラクターが思い切り暴れ回った話、まあ評判いいのは分かるんだけど、敢えて何もいわねえっす。シャーク藤代が声優のせいか、原作からするとえらく優遇されてるなあ。かっこいい。これかで、ずっと、いいとこなかった永澄の両親もかっこよかった。
というわけで、次はOVAに続くらしい。