A列車でいこうDSで学んだ経営学

  1. 銀行は高利貸しだが、国は追いはぎに近い。
    1. 税金は払う瞬間に手元に持っていればよい。現金は可能な限り投資すべき。
    2. 利益の40%が無条件に法人所得税として取られるのは、ゲーム中の銀行の融資が年利15%なのに比べても理不尽。
    3. 節税?かといって株式公開後は利益が落ちると格付けも落ちるし、社員にボーナスでも配る(好業績の時はほっておいても士気が高いので余り意味がない)か、高層マンションでも建てて損を出す(このゲームではどんなへんぴな場所でもマンションを建てるだけで人口が増える。人口が増えると鉄道の利用客や子会社の収益が改善するため、マンションが大赤字でも建てる意味がある)か、地下鉄でも掘るか(地上に鉄道を走らせても土地が資産になるため、あまり損がでないが、地下鉄は工事費用だけ掛かって固定資産が増えないために損金がまとまった金額ででていく。逆に資金に余裕がないときは地下鉄は作ってはいけない)。
    4. 基本的な資金繰りは銀行からそこそこの金額を長期間で借りて、株式公開で一気に返済すること。あとは子会社で収益をあげて、ちょっとづつ鉄道と他の子会社に投資していく。納税寸前に、建てたビルを売り払って現金を作って納税する。
  2. 鉄道&不動産業は地価が上がることを前提にしている。
    1. 資金をはたいて土地を買って鉄道を引くと、これが固定資産に化けるため、貸借対照表上は資産が減っていないことになる。このゲームでは貸借上黒字なら株式公開ができるため、鉄道事業自体が赤字をだしても、鉄道の存在が路線や駅周辺の地価を引き上げ、子会社の収益を改善するため、鉄道を引くことに意味はある。
    2. というか、鉄道なりバスなりで人間が移動しないと、町がハッテンしない、という前提でゲームが作られているので、無理矢理にでも鉄道の利用客を増やす→人口増える→利用客が自然増していく→黒字化というループがまわる。
    3. 銀行からの借金が払えないときは、鉄道線路を引っぱがして土地を売ればたいてい食いつなげる。
  3. トラブルがあると止まる&資材不足になるような路線を引いてはならない
    1. トラブって電車が立ち往生しても再配置すれば問題がない場合が多いが、毎度毎度置き直すのはかなり大変。放置しても大丈夫なように路線を設定しておかないと、長いプレイはできない。
    2. 余る資材は隣町に売れるようにする。安定供給可能な体制からは必ず余りがでる。逆に資材がないと絶対に町は発展しない。
    3. 安定供給という点で、地下資源採掘所よりも圧倒的に工場の方がいい。採掘所は気がつくと更地になっているので長期プレイにはむかない。
    4. 路線の形としては、環状線が最強。駅は最終的に5マス分の幅が必要になるので、それだけの長さのまっすぐな線路をキープしつつ環状線を組むのには、慣れが必要。