新人研修始末記

自社の新人研修を担当して、こんなことを喋った。こんなんでよかったんだろーか。というか、死ぬほど忙しかったデス。

×印は「減点」するための印じゃない。先輩からのメッセージを示す目印だ。

いきなりコレである。無意識で言い切ってから、なんかの引用だなあ。と思って、思い出したら「電波オデッセイ」だった。無意識に出てきている辺りがすでに恐ろしい。駄目だしを受けるのは、「失格!」ということじゃなくて、お前さんの成果物をよりよくするために言っているのだ、ということ。

暗いと不平を漏らすより、進んで灯りをつけなさい。

環境は自分で変えていくもので、不平を言いつのっているだけじゃ、なにもかわらない。「ぱにぽにだっしゅ」より「ルーレット&ルーレット」。これは、モトがマザー・テレサらしいので、引用しても良かったような気がする。

危機な時ほど、笑いなさい。危機だからといって頭を抱えてしまったら、何も解決しない。

薄氷の上を歩くような気分で。トラブルと遊べ。とゆーか、ピンチやトラブルはたいてい「頑張った」からといって解決しない。一回気分を入れ替えて考えを組み替えることが大事。よーするに一つのやりかたで進めていって、詰まったときには、「不敵に笑って」「発想を逆転させなさい」ということ。

世の中は言った者勝ち。欲しがらないものは、何も手に入れることができない。

星を取ろうと、手を伸ばしなさい。そうすれば、月ぐらいは手に入る。だったっけ。学校というのは、基本的に黙って座っていても何かを欲しがっても、同じサービスを受けることができるが、会社員はそうではない。という話。

大丈夫、自分に自信を持って、まずは手を動かしなさい。

アドバーグさんの名言アレンジ。知識の蓄積ができてきても、初挑戦には取りかかる勇気が持てない新人も多い。知っていることなら、「えい、やっ!」とやってしまうことも時には大切。あと、うまくいかなかったとしても、手を動かさないと何も残らない。最初から完璧なものを作ろうとするんでなくて、やりながら考えるので、よいのです。ただし、手を動かすときは、漠然とじゃなく意図的に。