まとめ見

微妙な天気だったので、アニメをまとめてみることにした。

夏のあらし! 春夏冬中 2話目

タイトルはこんな感じだったらしい。噂には聞いていたが、裸になると驚きの白さ。この「写ってはいけないものは白く塗りつぶす」って、木曜洋画劇場でやってるようなB級映画のエロ場面をテレビでやる時にあったなあ。「見せられないよ!」ではなくて、こういう露骨な方向性になったのは、なんか理由があるのかなあ。こっちの方が安いからとか。

内容的には、一話目と引き続いてシリアスあり、ギャグあり、ぐりぐり作画が動くおっかけっこの場面と見どころが多くて安心して見られるものだった。

ホワイトアルバム 14話〜15話

二話続けて見た。年始にやってたのが1話〜13話で、見てる側は半年ほど間が開いてるんだけど、内容的には13話の続きからシームレスに始まっていた。2話続けて、13話で倒れた冬弥の父親の入院が話の中心で、その周りで各キャラクターが右往左往する感じ。というか、冬弥さん、さすが十年前には最低主人公の名を欲しいままにしただけのことはあり、13話であんだけ由綺といい感じになっておきながら、14話目にして弥生さんと肉体関係を持つに至る。まあ、このアニメだと弥生さんがストーカー(?)に追われていたりして、心細さから冬弥のことを求めていたりすることもあるんだが、先輩とか由綺とか、緒方兄とか、はるかとかマナがえらいピュアなのに対して、実に薄汚れた主人公だなあ。今回かなり踏み込まれて描かれた緒方兄のピュアさには驚いた。悪役であるはずの人がこんな感じで本当に話がちゃんと落ちるんだろうか。

脚本が入り組んでいて、見応えがあり、オープニングもエンディングもよい。登場人物も主人公を除いて複雑な葛藤を抱えていて、良いストーリーアニメである。たぶん。