五周目

腐り姫

腐り姫

五周目。ヒロインは再び、従姉妹の夏生。


とうとう世界がループしていることに気が付いた主人公。
そして、世界がループしていることに気が付いた夏生。
神林長平版『ラーゼフォン 時間調律師』か、ケン=グリムウッドの『リプレイ』か、北村薫の『ターン』か。


リプレイ (新潮文庫)

リプレイ (新潮文庫)

ターン (新潮文庫)

ターン (新潮文庫)


蔵女について、初日から危機感を持って積極的に調べて回る主人公だったが、結局最後まで蔵女のことは分からずじまい。世界は赤い雪につつまれてしまう。
しかし、ようやく、主人公と夏生、青磁の三人組についての過去が明らかになり、主人公の記憶は三分の一は回復したんじゃないかと。


これで、また記憶を失った回が回ってきたら面白いのになー。
あと、タイトル画面で周を回るごとに蔵の中の物が増えてきているのに気が付きました。