ラジアータ ストーリーズ 一日目
- 出版社/メーカー: スクウェア・エニックス
- 発売日: 2005/01/27
- メディア: Video Game
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精神的に余裕があるときは地味なゲームを、疲れたときは単純で見た目が派手なゲームをやっていたほうがいい。
私の持論です。
というわけで、買おうと思っていたウィザードリィ エクス ~前線の学府~を買うのはやめて、店頭で見た目が派手で頭を休められそうなゲームに衝動的に手を伸ばしました。
その買い方で前に成功したのは「ダーク・クロニクル」ですが、これはどーなることやら。
あー、始まった瞬間に「十六歳の誕生日に」「お城に行って」「父親の形見の剣が」と怒涛の勢いでお約束を重ねるオープニング。ここまでドラクエ3のオマージュをやるんだったら、もっと徹底した方が(違うか、三銃士か?)。
そして、就職はやはりコネなのかと大学三年の妹を愕然とさせた就職試験を経て、主人公ジャックはめでたくラジアータ城の騎士となるのでした。
とっつあん坊やのガンツ団長と、ツンデレ系な娘リドリーと、三人の小さな騎士団ができたのでした。
しかし、このラジアータ城の騎士となるまでに、延々と十分以上、ポリゴンの劇を見せられたので、ストレスがたまるたまる。
さらに、ようやくコントロールがプレイヤーに明け渡され、歩き出した瞬間、「ああっ! 視界が固定されている!」ことにさらに驚く。
3Dのゲームは、あの視界がぐるぐると回せるのが好きなのにー。
とくに、フィールドに出たとき、坑道にもぐったときなど、背景と歩いていける範囲が分かりにくいため、またストレスが。
ほとんどアクションな戦闘システムは単純でよくできていると思いますが、コンボとアタックの違いはつけてほしかったところです。
見た目が非常にグランディアの戦闘を彷彿とさせますが、中身は別物なので、少し悲しいです。
グランディアⅢはちゃんと面白いのかなー。
しかし、まさかファンタジーで「遠足」がどーのこーの、「セクハラ」がどーのこーの、という科白回しを聞くとはおもいませんでした。
というか、「パイン」があるのか、「パイン」が。どーみてもヨーロッパ風の世界なのに。「マンガ」も。
この辺の感覚は、ちゃんとバランスとってやれば『楽園の魔女たち』になるんですが、しくじっていくと富士見ファンタジアになってしまうので、今後の展開が恐ろしいです。
連想ゲーム
ダーククロニクル PlayStation 2 the Best
- 出版社/メーカー: ソニー・コンピュータエンタテインメント
- 発売日: 2005/03/10
- メディア: Video Game
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仕事で困憊して帰ってきても、釣りだけやってればいい、という良作。
ただ、背景世界の雰囲気(産業革命イギリス&なにか)の統一は意外とちゃんとやっていたよーな気がする。
- 出版社/メーカー: ESP
- 発売日: 1999/06/24
- メディア: Video Game
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当時としてはポリゴンで書かれた巨大な町(歩き回るだけで数時間かかる)と、巨大なマップ、そして王道と行くシナリオがすばらしかった。
その後、回を重ねるごとにアレなできになっていき、もはや涙するしかない。
ラジアータとは結構見た目が似ている。スタッフに関係者がいるのかな?
楽園の魔女たち―月と太陽のパラソル〈後編〉 (コバルト文庫)
- 作者: 樹川さとみ,むっちりむうにい
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2002/03
- メディア: 文庫
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日本ライトファンタジーの最右翼かもしれない。
というか、ファンタジー世界の住人が、なぜ漢字で駄洒落を言わねばならないのか。
「勇気の勇は、マに男〜」