未来のおもいで

未来(あした)のおもいで (光文社文庫)

未来(あした)のおもいで (光文社文庫)


ゲームを遊び終えたので、電車のなかでは本を読む日々再び。
字が大きくて薄めの本で、リハビリにはちょうどよかった。
イーガンの「ディアスポラ」を読むのは、もう少し体調を整えてからにしたい。


つーか、ようやく午前様な仕事の日々が終わったので、体重を落とすためにもランニングをしないとマズイわけですが、やっと激務が緩和された(日付が変わらないうちに家につくようになった)ので、今週は走らない方向で。


内容的には九州の山を舞台にして未来と現在の男女がたった一度出会い、
その後二十年の時を超えて文通を続けるという、梶尾真治の王道をいくエピソードなわけです。
王道ゆえに予想された範囲で面白いわけですが、やっぱり導入部を読むだけで、
その後の展開が想起されてしまうのはマズイだろうと思ったら、意外と何度も
裏切られたので満足しました。


ラストは若干、予定調和的でしたけど。


この間、映画「この胸いっぱいの愛を」をみて感じた違和感の原因は、
恋人たちの間に時間の壁があっても、無理矢理にでも時間くらいはねじふせて、
ハッピーエンドに持って行くのが梶尾真治じゃないの?
という点かという辺りを再認識しました。

[SRC]STAGE[新]二話


がうー。
一話と同じ欠点があるなあ、説明が簡潔なのは美点だけど、
特徴の強いエンジェル隊を六人+母艦を出してしまう割には、
戦闘が簡単すぎるんだよなあ。


多数の「見慣れない」ユニットを動かすのは、
けっこう遊ぶ方にストレスが溜まるので、
せめて母艦をひっこめるなり、黒をはずすなりして、
人数調整をした方がいいんじゃないかなー。


一話のステルヴィア9人でも思いましたが、
全員出すこと自体が目的でないなら、原作にいる人間を、
全員だすのはやめたほうがいいと思うわけです。


26話のシナリオで、ステルヴィアの登場人物になるくらいが、
一人で作るシナリオで出せる限界の人数じゃないかとか思います。
だからSEEDとGAと三作品一緒にだすなら、それぞれ三分の一程度に、
人数を絞らないと、大量の二軍にいるだけで、「うわ」とか「あっ!」
程度しかしゃべらないキャラクターを生み出すだけじゃないかなー。


一話でなかって敵方の描写が入っているのは、
味方が若干すくないことをちゃんと計算したのかな?


というか、敵増援のときに、パイロットがないです、と、
エラーになりました。遊ぶ上で支障はなかったですが。
あと、デバッグモードが外れてない模様です。