アンダーザローズ(2)
- 作者: 船戸明里
- 出版社/メーカー: 幻冬舎コミックス
- 発売日: 2004/09/24
- メディア: コミック
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なぜ一巻目のメイドさんは死なねばならなかったのか。
気がついたらうやむやにされていたが、お母さんが死んだ背景が、そういう事情なら殺されなくても良かったと思う。
その点について悔いる点はないのか、主人公。
お前が悪いんじゃないか、なぜ責任転嫁をしてそのまんまにしてんだ。
おい。
船戸明里の英国ひねくれ少年物語。
さらっと端の方に出てきたキャラクターが実は重要人物に昇格する展開が繰り返されるのは、ちゃんとねらっていたのだろーか。
そして一冊目で出てきたメイドさん軍団再登場の一冊。
黒人の子以外は居たような、居なかったような・・・・・・
黒髪、眼鏡の二十五歳の家庭教師によって、物語はトラップ一家物語と化すのかに見えるものの、やっぱりひねくれた少年たちはそうはいかないのだった。
あとひねくれた大人たちも同じく。親父ははっきりと悪人。