ホテルビーナス

ホテル ビーナス [DVD]

草なぎ剛主演。ウラジオストックを舞台に撮影された無国籍ハングル映画。

国籍不明の港町。
市村正親が演じる老婆ビーナスが主人をつとめるカフェビーナスには、
それぞれ、ここに住まざるを得ない理由を抱えた人間たちが住んでいた。

台詞は全編コリア語*1だが、
監督などは日本人であるため、カメラ回しは日本映画そのもの。

LOVE PSYCHEDELICOの挿入歌がよい。
日本人がとったハードボイルド映画って感じで、ながら見にちょうど良かった。

ホテルのボーイ役、「チョナン」を名乗る主人公が、恋人の家を訪れた時に
「すいません、クサナギツヨシです」と挨拶したシーンで思わず笑ってしまった。

せっかくハードボイルドなのに、後半少し、コミカルだったのが残念。

*1:私の出身大学での韓国・朝鮮語の呼称