彗星狩り


中小宇宙開発企業が、自前のロケットで外宇宙まで飛ぶ話。
自前のロケットを準備するまでに三巻の半分までを費やし、
あとの半分もほぼ「宇宙船が飛んでいく」というだけ、なのだが。
非常に面白かった。


ちなみに、上巻と下巻を古本屋で買って帰って、
上巻を読み終えたら「中巻に続く」と書いてあって、
一ヶ月くらい中巻を探し続けたりした。


この手のパターンのSFはもともと好きだし、
非常に読みやすいし、メリハリもあって文句の付け所もない。
熱中しすぎて電車を乗り過ごしたりしたし。


でも、なんか、いいシーンにしてもギャグにしても、
刺激が足りないような気がするのは、味の濃い読み物ばかり、
読んできたからだろうか。


このあとの「星のパイロット3,4」とかは、
amazonで酷評されてるので、どーしようかなぁ。
「ほしからきたもの」も続いてないしなぁ。